渡英準備

このコロナ禍で家族帯同を決めた理由

コロナ禍で決まった夫の海外転勤。

周囲からは不安の声。英語が話せない私ももちろん不安。小さい子どももいる。夫は先に渡航するためワンオペで飛行機に乗せて連れて行かなきゃいけない。海外で生活なんてしたことない。病気になったらどうしよう。

色んな意見を聞いて、行くべきか行かないべきかかなり迷いました。迷って迷って、行くことに決めたので迷った過程を書いてみました。

心配だったこと

健康について

コロナ禍なので、まずはコロナ感染が心配でした。イギリスの感染者数、死者数は日本より多い時期が長かったので、ニュースを見ているだけで不安になりました。

子どもが小さいので急な発熱や病気の際、ほとんど話せない英語で病院にかかるのも心配でした。

お金について

私は正社員でそこそこ年収も高かったので、帯同する期間に無収入になることも不安でした。

家も買ったばかりで35年の住宅ローンを抱えていたので、「頑張ってまだまだ働くぞ!」と思っていた矢先の転勤決定でした。

休職となると、厚生年金等の支払いは継続して必要になります。無収入で支払いが生じるという環境に耐えられるのか…これは貯金との戦いですね。

生活面について

英語の読み書きは多少できるものの、全く話せない私。買い物や公共交通機関の乗り降り、保育園に入る時やママ友等、心配は尽きませんでした。

イギリスの食べ物は美味しくない割に物価がかなり高いことを昔から聞いていたので、食生活も心配でした。

それでも帯同を決めた理由

本場の英語に触れられるから

中学生の頃から学校で習い続けた英語。読み書きは勉強したけど、いざとなると道を聞かれただけでも緊張して話せない。

英語ができる友人に聞くと、やはり慣れが重要だという。少しぐらい間違っても誰も気にしない、話す勇気と慣れが重要!ということらしい。

オンライン英会話をしようと思って数年。これを機に英語溢れる環境に身を置いて、どっぷり英語漬けになるのも良いかもしれない。

ペラペラになって帰ってきたら、私の価値も少し上がるかも。そうポジティブに捉えてみました。

もし海外に住みたいと思ってもなかなか住めないから

今後、「海外に住みたい!」と思った場合を想像しました。

共働きでお互い仕事もある。辞めるわけにはいけない。子どもの学校もある。海外に住むにはお金もかかる。

色々ハードルがあってなかなか実現は出来ないなと思いました。

夫の海外転勤なら、海外転勤に帯同するという形で海外に住むことができます。

今までと異なる環境に身を置くには、体力もいります。人生で今日が一番若い日。長い人生の中で数年そんな時期があってもいいな。そう思いました。

子どもも大人も広い視野を手に入れられるから

日本は素敵な国です。

ご飯も美味しい。治安も良い。制度もしっかりしている。安心できる環境が整っています。

しかし、日本にいると同じような環境で育った似たような人たちと過ごすことが多いような気もしています。

海外に住むと、全く異なる環境で育った人たちと触れ合うことになります。

それは時にストレスになるかもしれません。でも、世界には色んな人がいる、色んな環境がある、色んな考え方もある。そんなことを肌で感じられる機会は貴重で、視野も広がる。

そんなふうに思いました。

人生一度きりだから

人生は一度きりです。

それは夫も子どもも私も同じ。

限られた時間の中で、家族は一緒にいる時間が長い方が良い。そう思いました。

海外に行けば大変なことももちろん多いけど、大変な時を共に過ごすことで家族の絆が強まることもあります。

子どもが小さいこの時期、会社の制度を活用させてもらうことで、家族の時間を大切に過ごす。

私は、そんな選択肢を選びました。

まとめ

夫(もしくは妻)の海外転勤が決まった時、帯同するかどうかはとても大きな決断です。

帯同する人もしない人も、色々な理由があります。家族で相談して、皆が納得できればそれが大正解。

我が家は家族帯同することに決めました。そんな人のイギリス生活、覗いてみようと思ってもらえたら嬉しいです。

せっかくの機会。これから色々記そうと思います。

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りす
夫のイギリス駐在に子連れで帯同しているりすです。